スノボばかりじゃなく、たまにはスキーもやりたいよねw?!
でもいちいちブーツ履き替えとかめんどいし。。。が解決出来るかもw
スノーボードのブーツでショートスキーが出来るように加工してみました。
では早速っ!
目次
スノボのブーツでショートスキーがやりたい!
今回はスノーボードのブーツでショートスキーが乗れるように加工してみようというお話になります。
ショートスキーというのは色々と呼び名があるみたいでファンスキーと言ってみたり、スキーボードっていう呼び名もあったりするみたいです。
グラトリとかやりたいよねw
そんなショートスキーですが、本来であれば普通のスキー靴で乗るんですが、スノーボードもやりつつ、スキーもやりたいって時とかいちいち靴を履き替えるとか、靴も二つ持ってかなきゃいけないとかめんどいじゃないですか。
出来ればスノーボードのブーツのまま、このショートスキーに乗りたいなっていうのが希望なんですよねw
で、探してみるとこんな商品があるんですよね、スノボのブーツでも乗れるスキーがちゃんと売られてますw
このアダプタを板に付けるのもアリですねw
ただお値段がそこそこ。ちょっとお遊びでやってみるってなると高いかもな、じゃあ作ってみようということで、気に入ったショートスキーを買いつつ、スノボのブーツでも乗れるようにビンディングのネジ穴、インサートホールを開けてスノボのビンディングが取り付けれるようにしてみようと思います!
スノボのソフトブーツでスキーしてる人って結構居るんですねw
ショートスキーにスノボのビンディングが付けれるように加工する!
それではショートスキーの加工を始めます。
インサートビス
先ずはこちらがインサートホールに使うインサートビスです、下側になります。
上側のネジはインサートホールをねじ込む時に使うボルトとナットでM6になります。
インサートビスの長さがノギスで測ってみると8.5mm
直径が8.7mm
インサートビスの販売サイトでは8.5mmのドリルを使ってってなってたんですが、8.7mmの直径で8.5mmだとちょっとゆるゆるになりそうなので、8mmのドリルを準備しました。
ショートスキーのKNEISSLのBIG FOOT
こちらは加工用のショートスキーになります。
物自体が結構古くて90年代かな?、懐かしい BIG FOOT のショートスキーになります。中古での購入なのでスキースクールの文字が書かれてますね(笑)
ちなみにKNEISSLはオーストリアの1861年からあるメーカーみたいで歴史あるメーカーでしたw。
Bigfoot は見た目がかわいいよねw、やっぱりショートスキーならBigfootが好きだなw
インサートビスの取り付け練習
このBigfootの板の厚さが10ミリ
いきなり本番だと失敗した時に困るので、要らないスノーボードで練習してみようと思います。
練習用スノーボードの厚さが9.5mm
まずは深さを8mmに設定してドリルで穴を開けてみようと思います。
これは要らないビンディングのプレート部分を使ってネジ穴の位置を決めています。
この時のドリル太さはビンディングの取り付けネジと同じ6mm
軽く印がつく程度の深さまで。ほんのちょっとです。
そうしたら今度は8mmのドリルでインサートビス用のネジ穴を開けていきます。
ドリルスタンドはあれば便利ですが、無理に買わなくてもいいかも。
一応ドリルスタンド持ってるので、ドリルスタンド使って直角に穴が開けれるようにしています。
ネジ穴が開きました。
ソール面を見ると。。。あらちょっと穴を深く開けすぎかも(苦笑)
練習なので先に進みましょう。
ここにインサートビスとM6のボルトナットでインサートビスをねじ込みます。
ねじ込んだ後にボルト外すとこんな感じ。意外と綺麗に出来ますねw
まずは練習なのでボンドは付けずにインサートビスをタップ代わりにねじ込んだ状態になります。
この状態でビンディングをつけてみたんですが、何と適当にネジ穴を上げたせいでネジ穴とビンディングの穴が合わず。。。ネジが3つまでしか止められませんでした(苦笑)
練習で良かったw
今度は深さを7mm弱に。
ネジ穴がきちんと寸法通りになるようにビンディングのプレートに両面テープを付けてボードに貼り付けて固定してます。
6mmのドリルで印付け。
8mmのドリルでインサートビスの穴開けになります。
ソール面の確認。これが前回の穴あけの後になります。
跡がありますね。
今回はソール面に跡ありませんでした。OKですね!
四つともインサートビスをねじ込んでみました。
ビンディングもちゃんとネジで止めることが出来ました!、よかったですw
インサートビスの取り付け本番
いよいよ本番です!、ビッグフットのショートスキーでインサートビスの穴を開けてみます。
手順は練習通り。
6mmドリルで板に跡を付けます。
8mmのドリルでインサートビスの下穴を開けて行きます。
Bigfootのショートスキーの板自体はそんなに固くないですね。
ソール面の確認。跡がついてないので深さもバッチリだったようです。深さは7㎜で穴を開けてます。
インサートビスをM6ナットでネジ込んでいきます。
4つ共、ねじ込みが終わりました。
仮でビンディングを取り付けてみましたが、ばっちりネジが止まりました!
上から見た感じも悪くないですねw
2本とも作業が完了しました。ビンディングにブーツを付けてみた感じはこんな感じになります。
裏面も跡がないので深さは7ミリ弱で大丈夫そうですねw
ボンドを使ってインサートビスを止める
今まではボンドを使ってなかったので、仮止めからネジを外して今度はボンドをつけてネジを締め直します。
ボンドは2液タイプのエポキシ系接着剤。
使う分だけ混ぜて使います。
ボンドをネジ穴に塗ります。少な目よりかは多めに入れた方がいいよね。
で、インサートビスをねじ込みすれば完了です。
丸1日ぐらい完全乾燥させた方がいいでしょうね。
今回の手順は1回インサートビスのねじ込んで、それから外して、ボンド付けて再度ねじ込むってやってますが、これだとネジ穴が弱くなっちゃうと思います。
なので、インサートビスの穴をドリルで掘ったら、そこにボンド入れてねじ切りと一緒にボンド付けもやるのがベストでしょうね。
今回は初めてだったのこの手順になっちゃいましたが、次回からは一度にやるようにしようと思いますw
スノボのブーツでショートスキーが乗れる加工はいかがでしたでしょうか?!
インサートビスの位置が意外とシビアでズレるとビンディングが取り付け出来なくなるので要注意です!
もしやるなら練習してからの方がいいですね。
これでスノボブーツでスキーも出来るようになるので、娘にスキーを教えて安いかもw
スキーは。。。30年ぶりぐらいですけどね(笑)
ちなみにこれで試乗してないんですが、もしかしたらビンディングがドラグする?!
今気が付いた。。。試乗したらレポを追記しますねw
追記!、実際に滑ってみました!
実際に滑ってみたところです!
ドラグしなかった!