早太郎が眠る光前寺の境内と早太郎の像

登山・ハイキング

千畳敷カールを散策!~前編~ 霊犬早太郎に会いに行く!

千畳敷カール。

駒ヶ岳手前の宝剣岳の下にある氷河地形なんですって。

小さい盆地みたいなとこです。

そこがえらい絶景なんだとか。

今回はお盆休みを利用して千畳敷カールへ旅に行ってきましたw

では早速っ!



 

千畳敷カールを散策 2019

 

 

千畳敷カールに行ってみたい!

そう切り出したのはかみさんだった。

千畳敷カール。。。たしかロープウェイでいけるんだっけ?!

曖昧な記憶しかないです。ちゃんと調べた事もなかったから。

ホテルがあるんですね。ホテル千畳敷

当たり前なんでしょうけど電話してみたら予約でいっぱい。

まぁ、日程が8月16日(金)~17日(土)のお盆休みの2日間。

電話してみたのが1週間前ぐらいですからね。

おぉ!、ちょっと行くとテン場もあるんですね。

かみさんに聞いたら、テントでもいいよとの事!。

比較的初心者でも千畳敷カールの先にある駒ヶ岳に登ってテン場に行くのは出来るみたいですけど、1度もちゃんとした登山をした事がない我が家ではちょっとハードルが高いかなぁって感じです。

登山靴も無いからね。

スニーカーで行ける上高地あたりのテン場もあるけど、せっかく千畳敷カールに行きたいって事なので無理のないスケジュールで千畳敷カールへ行く事になりました。

台風通過後で土曜日が比較的天気が良さげって予報があったので、それを考えて組んだ予定がこちら。

8月16日(金)土曜日の朝一で千畳敷カールに行けるように現地にて宿泊。
金曜日は周辺観光を楽しむって事で、霊犬早太郎に会いに行く。
8月17日(土)金曜日に駒ヶ根市周辺に宿泊していたので、朝一で千畳敷カールに登る。
ひとしきり千畳敷カールを堪能して下界に戻る。帰宅。

 

さてどんな旅となったでしょうかw。

 

8月16日(金)出発

出発はのんびり10時前ごろですかね。

今回の荷物はこんな感じです。

一応、ソロ、軽登山も直ぐに出来るように準備しておいたKarrimorのザックbobcatに、スノーピークのセル2のポールでも使うトレッキングポール。

千畳敷カールへ観光する為の準備

 

中身は着替えと三脚、レンズが2本。

モバイルバッテリーとか小物もちょっと入ってます。

でもスカスカですけどねw

もちろん、登山ではないのでこのザックでなくてもいいのですが、千畳敷カールの岩場で背負うとどんな感じなのか試してみたくてこれにしてみましたw。

 

ちょっと遅くなっちゃいましたね、中央道を使って13:30ぐらいに駒ヶ根市に到着しました。

千畳敷カールへ観光する為に駒ヶ根で高速を降りる

 

きりの実でお昼ご飯

お昼はどこにしましょうか?!

って事で見つけてもらったのがこちら、きりの実

駒ヶ根市のきりの実

 

駒ヶ根市にあるお店なんですが、西側の中央アルプス側ではなく、東側の南アルプス側にあるお店になります。

 

自分の希望でソースカツ丼があるところです。

駒ヶ根市あたりってソースカツ丼が有名みたいで。

この蓋が閉まってない感じが良いですよねw

駒ヶ根市のきりの実のソースカツ丼

 

かみさんの希望でそばとか他のメニューもありました。

こちらのそばもとても美味しかったですw。

駒ヶ根市のきりの実の蕎麦

 

お昼の後はとなりの公園?!がめっちゃ綺麗だったのでちょっと散策。

これから行くとこや、宿にはちょっと時間が早かったので。

後で調べたら「駒ヶ根市ふるさとの丘」という公園でした。

 

ここでキャンプでも良いよねって感じのなかなかな絶景スポットw。

駒ヶ根市ふるさとの丘の眺望

 

ご飯も食べたし、ちょっと散歩もしたところで本日のメインイベントの予定をこなしに行きますっw

 

早太郎に会いに行く!

本日のメインイベント、早太郎に会いに行く。

早太郎ってなに?!って思いますよねw。

早太郎(はやたろう)とは光前寺というお寺で飼われていた犬の事です。

それは光前寺のHPに掲載されています。

 

霊犬 早太郎伝説(れいけん はやたろうでんせつ)
今よりおよそ700年程も昔、光前寺に早太郎というたいへん強い山犬が飼われておりました。
その頃、遠州府中(静岡県磐田市)見付天神社では田畑が荒らされないようにと、毎年祭りの日に白羽の矢の立てられた家の娘を、生け贄として神様に捧げる人身御供という悲しい習わしがありました。
ある年、村を通りかかった旅の僧である一実坊弁存(いちじつぼうべんぞん)は、神様がそんな悪いことをするはずがないと、その正体をみとどけることにしました。祭りの夜にようすをうかがっていると、大きな怪物が現れ『今宵、この場に居るまいな。早太郎は居るまいな。信州信濃の早太郎。早太郎には知られるな』などと言いながら、娘をさらっていきました。
弁存はすぐさま信州へ向かい、ようやく光前寺の早太郎をさがし当てると、早太郎をかり受けるて急ぎ見付村へと帰りました。
次の祭りの日には、早太郎が娘の代わりとなって怪物と戦い、それまで村人を苦しめていた怪物(老ヒヒ)を退治しました。 早太郎は化け物との戦いで傷を負いましたが、光前寺までなんとか帰り着くと、和尚さんに怪物退治を知らせるかのように一声高く吠えて息をひきとってしまいました。
現在、光前寺の本堂の横に、早太郎のお墓がまつられています。
また、早太郎をかり受けた弁存は、早太郎の供養にと《大般若経》を写経し光前寺へと奉納いたしました。この経本は現在でも、光前寺の宝として大切に残されています。
引用:光前寺HP 光前寺の早太郎伝説

 

伝説とはいえ、日本で生け贄とかあまり聞いた事ないかも。

この伝説では生け贄のしきたりに終止符を打ったのが早太郎って事ですね。

その早太郎が眠っているのが、ここ光前寺です。

早太郎が眠る光前寺

 

光前寺の境内図はこちらから。

 

光前寺の入口にある仁王門のところで1枚。

ここから参道に入っていきます。

早太郎が眠る光前寺の門

 

参道が結構長いかも。

早太郎が眠る光前寺の参道

 

参道の周りには大きな杉ですかね?!

大木が沢山。

早太郎が眠る光前寺の参道

 

豪華な感じではないですが、立派な三門ですね。

早太郎が眠る善光寺

 

正面に本堂が見えてきました。

早太郎が眠る光前寺の境内

 

本堂の左手に三重塔

早太郎が眠る光前寺の境内

 

早太郎の石像があります。

このワンコが早太郎なんですね。

さっそく早太郎に手を合わせました。

早太郎が眠る光前寺の境内と早太郎の像

 

早太郎のお墓は三重塔を挟んで本堂側にありました。

早太郎が眠る光前寺の早太郎の墓

 

三重塔の更に左手。

林の先に何か?、を見つけました。

早太郎が眠る光前寺の境内

 

お地蔵様が沢山。

なんか不思議な空間ですね。

早太郎が眠る光前寺の境内とお地蔵様

 

後で境内図で見てみたら「賽の河原」という場所でした。

なるほど、だから小さい石が積み上げられてたのか。

杉の大木で囲まれているんですが、この写真の正面はまるで入口の様に大木の間隔が空いてるんですよね。

早太郎が眠る光前寺の境内とお地蔵様

 

周りからは写真が撮れたんですが、なんか中に入る事が出来なかったです。

そんな雰囲気のある場所。

 

最後に本堂にお参り。

早太郎が眠る光前寺の境内

 

一通りお参りも済んだので戻りましょう。

早太郎が眠る光前寺の参道

 

大木の杉並木が立派でした。

早太郎が眠る光前寺の参道

 

本日のお宿はこまゆき荘

メインイベントも終わったので宿に行ってゆっくりしましょうか。

本日のお宿はこまゆき荘という駒ヶ根市のとなりの宮田村がやっている宿泊施設です。

ここを選んだのは千畳敷カールへ行くためのバス乗り場が近いからっていうのと温泉が入れる施設だからだったかな。

 

こまゆき荘へ向かう途中に見つけたガロ

ゆるキャン△でもちょっとだけ出てきたソースカツ丼が有名なお店ですねw。

駒ヶ根市のガロ

 

ソースカツ丼ではこちら明治亭も有名みたい。

駒ヶ根市の明治亭

 

到着しました、こちらがこまゆき荘

菅の台バスセンター近くの宿泊施設こまゆき荘

 

館内はこんな感じです。

大きな施設ではないですが、綺麗な感じの施設です。

宮田村にある早太郎温泉郷のこまゆき荘の館内

宮田村にある早太郎温泉郷のこまゆき荘の館内

 

泊まる部屋は2階で、こんな感じです。

家族3人では広いですねw。

右のベランダの先は太田切川が流れています。

宮田村にある早太郎温泉郷のこまゆき荘の客室

 

大浴場は温泉なんですが写真がないっす。

なので入口だけ。

日帰り温泉も可能で、温泉自体は無色透明でぬる目の温泉でした。

宮田村にある早太郎温泉郷のこまゆき荘の温泉

 

ちなみにHPがまだ作ってる最中って事でちゃんとしたのが無いんですって。

 

こまゆき荘の周辺散策

夕飯までに時間があったので周辺散策に。

こちらがこまゆき荘のとなりを流れている太田切川。

菅の台バスセンター脇を流れている太田切川

 

太田切川にはつり橋がかかってましたね。

18時を回っていたので日もだいぶ暮れてました。

菅の台バスセンター脇を流れている太田切川と夕日

 

前日までの台風で水が増えてるのかな?!

流れの強いところとかは濁っているところも。

水が冷たかったw

こもれ陽の径から太田切川で水遊び

 

太田切川のつり橋に向かう途中で見つけた看板。

直火禁止?!

直火じゃなければOKって事ですよね?!

ここでキャンプしてもいいのかなw?!

こもれ陽の径の直火禁止看板

 

地図発見。

ここら辺は「森と水のアウトドア体験広場」っていう公園?!なんですかね。

でもキャンプ場っていう場所は無いなぁ。

駒ヶ根市の森と水のアウトドア体験広場の地図

 

このつり橋はこまくさ橋っていうらしいです。

菅の台バスセンター脇を流れている太田切川とつり橋

 

ここまで来たので折角だからこのつり橋を渡って宿に戻りました。

菅の台バスセンター脇を流れている太田切川とつり橋のこまくさ橋菅の台バスセンター脇を流れている太田切川とつり橋

 

夕飯

こまゆき荘の夕飯はイタリアンでした。

意外に量が多くてお腹いっぱいw、写真は全部ではないです。

デザートもあって美味しかったですw。

こまゆき荘の夕飯のイタリアン こまゆき荘の夕飯のイタリアン こまゆき荘の夕飯のイタリアン こまゆき荘の夕飯のイタリアン

 

この日は日々の疲れもあり、夜は曇りの予報なので温泉入って速攻で寝ました(笑)

なんか夏風邪引いたみたい。。。

明日は千畳敷カールが待ってるのでゆっくりと休むことにしました。

 

翌日

7時から朝ごはん食べて千畳敷カールへ行く準備をしますっ!

と言いつつ、朝から押し入れで遊んでるけどw。

こまゆき荘での朝

 

千畳敷カールへの荷物はこんな感じ。

三脚にレンズに持ってく必要のない着替えとか今回の旅の荷物ほとんど背負ってきます(笑)

何故かというと登山の練習の為なんですけどねw。

何キロかは分からんけど、そんな重くもないです。4、5㎏って感じでしょうか。

千畳敷カール散策の荷物

 

太田切川をバックにかみさんに撮ってもらいました。

なんちゃって登山って感じですかね(笑)

千畳敷カールへ向かう朝

 

トレッキングポールは娘が使ってますw。

千畳敷カールへ向かうためにこまくさ橋を渡る

 

恰好は登山者になってるかなw

いつか初心者向けでいいので、ホントに登山に行ってみたいですね~。

千畳敷カールへ向かう朝

 

菅の台バスセンターでバスに乗ります。

菅の台バスセンターで駒ヶ岳ロープウェイ乗り場のしらび平駅までのバスに乗ります。

 

こまゆき荘でも聞いていたのですが激混みです(汗)

この時点で8:46

何人ならんでるんでしょうね?!

8月の千畳敷カールへ向かうバス待ち行列

 

だいぶ待ってここまで来ましたよ。

この時点で9:33、並び始めて45分ぐらい経ってますね。。。

8月の千畳敷カールへ向かうバス待ち行列

 

駒ヶ根高原てくてくMAPですって。

駐車場の脇にありました。

駒ヶ根高原てくてくMAP

 

こちらがバスの切符売り場。

切符売り場はこんなに空いてるのに。。。

駒ヶ岳ロープウェイの菅の台バスセンターのチケット売り場

 

やっとバスに乗れましたw。

9:45です。

駒ヶ岳ロープウェイへ行くためのバスの車内

 

途中のバス亭の黒川平バス停

マイカーで行ける最終地点かな?!

駒ヶ岳ロープウェイへ行くためのバスの黒川平バス亭

 

到着しました。

ここが駒ヶ岳ロープウェイ駅のしらび平駅です。

えーと、10:11

菅の台バスセンターで並んでから1時間25分経過してます。。。

千畳敷カールへ向かう為にしらび平駅に到着

 

しらび平駅でロープウェイ待ち。。。

バス待ちの次はロープウェイ待ちです(苦笑)

ロープウェイのチケットはバスとセットの券を菅の台バスセンターで購入済み。

で、青い数字が書かれているチケットはロープウェイの乗車整理券

千畳敷カールへ行くための駒ヶ岳ロープウェイの乗車整理券

 

で、この乗車整理券の番号ごとに何時のロープウェイに乗れるのかがこのホワイトボードに書き出されれます。

930番台は~、11;00

今が10:15なんで45分待ち。。。

千畳敷カールへ行くための駒ヶ岳ロープウェイの待ち時間

 

高尾山のハイキングの時も登山人気にびっくりでしたが、ここ駒ヶ岳、千畳敷カールもなかなかの激混み(汗)

高尾山の様子はこちらから、初ハイキング?!高尾山にハイキングに行ってきました!

高尾山の山頂トイレの登り

高尾山の激混みは酷かった。。。(汗)

 

しらび平駅には軽食を食べるところもありました。

立ち食いそばですね。

千畳敷カールへ行くための駒ヶ岳ロープウェイの駅の売店

 

時間もあるのでちょっとしらび平駅の周りでも散策です。

ロープウェイの発着口も見る事が出来ますよ。

ここは標高が1662mなんですね。

千畳敷カールへ行くための駒ヶ岳ロープウェイのしらび平駅

 

しらび平駅から山へこんな遊歩道?!がありました。

これってどこ行くのかな?!千畳敷カールまで続いてるんでしょうか?!

千畳敷カールへ行くための駒ヶ岳ロープウェイのしらび平駅の裏手

 

やっとロープウェイ乗車の順番がきました。

改札口に並びます。

千畳敷カールへ行くための駒ヶ岳ロープウェイのしらび平駅

 

駒ヶ岳ロープウェイの運行状況はHPにて確認出来ます。

ちなみにロープウェイの高低差は950.0mなんだとか。

 

改札口で切符を切ってもらって、

千畳敷カールへ行くための駒ヶ岳ロープウェイに乗る

 

乗車口に向かいます。

千畳敷カールへ行くための駒ヶ岳ロープウェイに乗る

 

やっと駒ヶ岳ロープウェイに乗れた~w

満員電車ほどではないですが、そこそこギュウギュウで千畳敷カールへ向かいます。

途中の景色は谷があったり、

千畳敷カールへ行くための駒ヶ岳ロープウェイからの景色

 

滝があったり、まぁ、待ったかいがある感じの絶景ですよ。

千畳敷カールへ行くための駒ヶ岳ロープウェイからの景色

 

7分30秒の空中散歩を楽しんで、やっと千畳敷カールへと到着するのでした。

千畳敷駅、標高2,612m

11:41、もうお昼やんか(苦笑)

千畳敷カールへ行くための駒ヶ岳ロープウェイからの景色

 

遂に千畳敷カールへ足を踏み入れますっ!

菅の台バスセンターから3時間弱かけてようやく登ってこれた千畳敷カール。

この絶景が迎えてくれました(笑)

千畳敷カールで高山植物の鑑賞

 

長くなったので詳しくは次回でw

つづく。

 

- スポンサーリンク -

星屋はちの「家族でキャンプはじめました」




にほんブログ村 アウトドアブログへ にほんブログ村 アウトドアブログ ファミリーキャンプへ にほんブログ村 アウトドアブログ カヌー・カヤックへ




その先の絶景のバナー

菅沼でカヤックのパドルで泥遊び Canon EOS M6 SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM, 1/4000, F2, ISO100, 29mm

霧ヶ峰スキー場の夏のリフト Canon EOS M6 SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM, 1/4000, F2.5, ISO100, 18mm

ふもとっぱらでダイヤモンド富士待ち Canon EOS M6 SIGMA 10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSM, 1/200, F8, ISO1250


『この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます』

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
アバター画像

taku-c

2015年春に初キャンプに連れて行ってもらい… 秋にテント買って… 翌年カヤック買って… 娘とかみさんと家族3人のんびり?! 道具の自作もちょいちょい?! 少しづつですがアウトドア始めましたw。 キャンプなどのアウトドア情報、体験談などのんびり書いてみようと思ってまーす。

-登山・ハイキング