広く海外にも輸出されていた和製ハリケーンランタン
別所ランプ「WINGED WHEEL」
「一風変わった」 WINGED WHEEL No.350 『IMPORTS Enesco JAPAN』も今回で3回目。
前回は – 緑 – のご紹介でしたが、今回は – 水色 – のご紹介。
では早速見てみましょう。
目次
series WINGED WHEEL No.350 『IMPORTS Enesco JAPAN』
WINGED WHEEL No.350『IMPORTS Enesco JAPAN』– 黄色 –
※まだ記事書いてません。。。
今回は、本体の前に芯について
WINGED WHEELの芯について調べる事があったのでついでに記事に書いてみますね。
ちなみに、うんちくでも何でもありませんのでw。
芯のサイズでよく「×分芯」って目にすると思いますが
これは芯の幅です。
分ってなに?!
そうあまり聞かないですよね、「分」
これは単位です。
『分』とは尺貫法の長さの単位で
約3.03mm まー、3mmでいいすかねw
ちなみ尺貫法の単位はこんな感じです。
右に行くにつれて小さく10分の1の大きさになります。
尺 ⇒ 寸 ⇒ 分
m ⇒ cm ⇒ mm
みたいな感じでしょうかね。
分についてでちょっと脱線してしまいましたが、
芯は幅の大きさを表記して売られている事が殆どのようです。
こちら「江戸川屋ランプ」さんでは2分芯から12分芯、さらに65mm幅の物まで売られています。
平たい芯以外も丸い形状の物、等々様々な芯がありますので気になった方は覗いてみるのも楽しいかもですねw。
江戸川屋ランプ:芯など周辺パーツ
ちなみに、WINGED WHEEL No.350
芯のサイズは10mmぐらいなので「3分芯」でした。
では全体像からいきましょう~
全体像
他の色同様にソリッドカラーの水色で塗られています。
水色なので「さわやか」なイメージになりがちですが若干濃いめな色合いが60年代、70年代の味わいのあるレトロな印象を与えます。
火屋(ホヤ)も含めた全体がほぼ単一色となる為、本来あるランタンの『無骨さ』が取り除かれシンプルで、より一層水色の『イメージ』を強めています。
燃料タンク
『浮彫』による陰影がロゴ、品名を引き立てます。
燃料タンク中央にはWINGED WHEELの『ロゴ』。
上段には日本製である証の『MADE IN JAPAN』。
下段には品名である『WINGED WHEEL』、型番の『№.350』。
燃料タンクのキャップにもWINGED WHEELの『ロゴ』。
手抜きの無い、作りの細かさがうかがえます。
バーナー
そもそもが重厚な作りでは無くチープな感じではありますが、経年劣化による汚れ傷等も相まってか、良い意味で年代を感じさせる風合いとなっています
もちろん、火力調整ダイヤルにもWINGED WHEELの『ロゴ』。
火屋(ホヤ)
今回の記事で3回目ですが、やはり一番の特徴は『色付き火屋』。
水色だけで考えてしまうと寒いという印象になりがちですが、透明感のある透き通った火屋(ホヤ)が空や海などを連想させます。
「IMPORTS Enesco JAPAN」シール
このランタンの歴史を物語る1つ。
Enesco社を通じてどのように販売されていたのでしょうか。
「IMPORTS Enesco JAPAN」のシールについて
以上になります。
WINGED WHEEL No.350『IMPORTS Enesco JAPAN』– 水色 –
堪能して頂けたでしょうか(笑)
残るは最後1つです(汗)。