1976's OLD Coleman 275 の仮点火

ガソリンランタン メンテナンス

Coleman 275 の燃料バルブ部分とジェネレーターのメンテナンス。

OLD Coleman 275 ガソリンランタン。

前回はポンプカップの交換して圧がかかるようになったので、

今回は燃料バルブ部分とジェネレータを重点にメンテしてみます。

壊さない程度に(笑)

では早速っ!。



 

Coleman 275 ガソリンランタン

 

 

燃料漏れ防止の為にバルブホイール奥の燃料バルブのボルトを増し締め?!。

275は炎上しやすいそうでバルブホイールの奥にある燃料バルブのボルト増し締めなどが必要らしいです。

って事でバラバラにしていきましょう(笑)

1976's OLD Coleman 275 を分解

 

で、これがその燃料バルブのボルトだそうです。

1976's OLD Coleman 275 を分解

 

参考にさせて頂いたのはコメントで教えて頂いたこちらのブログで御座います。

https://ameblo.jp/status-007peapea/entry-11795282485.html

 

さて、作業を始める前にちょっと脱線w。

コールマンのランタン、バーナーはインチのネジを使ってるみたいです。

うちはちょうどインチ工具があるので良かったw。

無い場合は最低でもメンテナンス用のレンチが必要ですね。

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1976's OLD Coleman 275 分解の為のインチ工具

 

あ、モンキーでもいいかもね。

ってモンキーも使いましたw。

1976's OLD Coleman 275 のメンテナンスで使用したロブテックスのモンキーレンチ

1976's OLD Coleman 275 のメンテナンスで使用したロブテックスのモンキーレンチ

 

個人的な感覚ですが、工具の精度って凄く大切だと思ってます。

基本、コールマンのランタン、バーナーの修理にはスーパーレンチを使う事が多そうです。

 

何でか?!

インチ工具を持ってることが少ないからでしょうね。

インチ工具なんて日本では馴染みがなくて家庭にはまずないでしょう。

アメ車、ハーレーとか乗ってるとメンテナンスで必要なので持っているでしょうけどね。

ちなみにインチのナットをミリのスパナなどでは外せません!。

ナメちゃいます。

じゃあ、インチが外せるスパナ何本も買うとなるとそれなりにお金がかかるって事でコールマン スーパーレンチなのかなぁと思ってます。

だけど、このコールマン スーパーレンチ。

精度が高い工具には全然見えない。

柄も短いし、ミリ工具だったらこれ買いますかね?!

これなら精度の高いモンキーの方が良いと思いますよぉ。

ちなみにうちはベタですがこのメーカーを使ってます。

 

 

話が脱線しちゃいましたねw。

 

バーナー部分の取り外し。

ナットは金色なので真鍮でしょうね。

柔らかいから注意です。

1976's OLD Coleman 275 のバーナーを分解

 

接続部分には針金みたいな真鍮製のCリング?!的な部品もあります。

失くさないようにしないと。

1976's OLD Coleman 275 のバーナーの固定部分

 

こんな感じでバラバラです。

1976's OLD Coleman 275 のヒートシールド部分の分解

 

バルブホイールも裏側のバネを押しながら外せます。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ

 

ジェネレータと燃料バルブと燃料タンクになりましたね。

1976's OLD Coleman 275 の分解

 

バルブホイールガイド。

多分これがバルブホイールガイドってやつだと思います。

違ったらすいませんw。

燃料バルブのシャフトに溝が切ってあってEリングで固定されてます。

このEリングをマイナスドライバーとペンチで飛ばさないように、そっと取ります。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ固定部分のEリング

 

これが固定されていたEリング。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ固定部分のEリング

 

こっちがEリングがついていた溝です。

む、ちょっとボケちゃった。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ部分のバネを固定するEリングがハマる溝

 

タンクの上に載っているラベルの輪っかがあってバルブホイールガイドはこれ以上外せなかった。

まー、いっかw。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ固定部分を分解

 

バルブホイールガイドの内側はデコボコになってます。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ固定部分の裏

 

このバルブホイールガイドのバネと合わさってバルブホイールのテンションを調整しているみたいです。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ部分のバネ

1976's OLD Coleman 275 のバルブ部分のバネ

 

バルブホイールガイドとバルブホイールガイドのバネはこんな感じで組み合わさっています。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ位置とバルブ部分のバネの位置

1976's OLD Coleman 275 のバルブ位置とバルブ部分のバネの位置

 

せっかくここまでバラバラなので、実際にEリングを組付けてバネが効いた状態にしてバルブホイールとバネの位置具合を見てみましょうかね。

バルブホイールが一番OFFの時。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ位置とバルブ部分のバネの位置

 

デコボコとバネの出っ張りがピッタリに合いますね。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ位置とバルブ部分のバネの位置

 

バルブホイールをちょっとON側へ回した時。

まだ着火位置までは行ってません。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ位置とバルブ部分のバネの位置

1976's OLD Coleman 275 のバルブ位置とバルブ部分のバネの位置

 

バルブホイールが着火位置。

OFFから回してきてカチッと止まる位置です。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ位置とバルブ部分のバネの位置

 

お、バネの違う出っ張りがデコボコにハマってる。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ位置とバルブ部分のバネの位置

 

バルブホイールが点灯の位置。

着火で火を付けた後にもう一段左に回して点灯の位置にします。

のはずw。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ位置とバルブ部分のバネの位置

 

遠巻きですが、先ほどの出っ張りが一段下まで回ってますね。

こんな仕組みなんですねぇ~。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ位置とバルブ部分のバネの位置

 

本題の燃料バルブのネジですが、真鍮なので締め過ぎ注意です。

柔らかいので。

なのでまず、手で絞めれるところまで締めてそこからスパナでちょっと締めただけにしときました。

どうせ後で微調整するだろうしって事で。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ位置とバルブ部分のバネの位置

 

後日。

ジェネレーターはいいかなぁ?!

って思ったんですがせっかくあそこまでバラバラにしたから、

状況確認と掃除でもって事でバラしてみました。

1976's OLD Coleman 275 のジェネレーターを分解

 

ジェネレーターの筒の中身です。

1976's OLD Coleman 275 のジェネレーターを分解

 

一番上から燃料を調整するニードル。

真ん中の白い紙みたいなのが、アスベストチューブっていうみたいです。

黒くなっちゃってますね。。。

一番したはバネ?!。

多分、ガソリンを気化させるために蓄熱させる為のコイルじゃないかと思います。

1976's OLD Coleman 275 のジェネレーターを分解

 

 

燃料バルブの動き

ジェネレーター外したから燃料バルブの動きも見てみましょうか。

 

点灯状態の燃料バルブ。

バルブホイールは左に真横です。

1976's OLD Coleman 275 のジェネレーター取り付け部分とバルブ位置

 

燃料バルブの金具は下がっていますね。

この状態だと燃料のガソリンが出てくるはずです。

1976's OLD Coleman 275 のジェネレーター取り付け部分

 

消化時の燃料バルブ。

バルブホイールがこの状態で、火は消えちゃいます。

1976's OLD Coleman 275 のジェネレーター取り付け部分とバルブ位置

 

燃料バルブ金具は上に上がっていますね。

1976's OLD Coleman 275 のジェネレーター取り付け部分

 

消化時の燃料バルブ。

表記でOFFの位置です。

1976's OLD Coleman 275 のジェネレーター取り付け部分とバルブ位置

 

ん~。

燃料バルブの金具は下がってしまいました。

1976's OLD Coleman 275 のジェネレーター取り付け部分

 

通常ありえないけど燃料バルブを消化時よりもの回してみました。

回転出来る限界です。

バルブホイールのガイドがちゃんとセットされてればここまで回る事はありません。

1976's OLD Coleman 275 のジェネレーター取り付け部分とバルブ位置

 

点灯状態の時と燃料バルブの金具の位置がほぼ同じ感じ。

燃料バルブを回す事によってクランクか何かで燃料バルブの金具が上下してるんでしょうね。

1976's OLD Coleman 275 のジェネレーター取り付け部分

 

ジェネレーター動作確認。

正規のやり方は分かりませんが、とりあえず元に戻してジェネレーターが想像通りに機能しているか確認してみます。

ちなみに、燃料バルブの金具に開けられている、この小さな穴。

この穴はニードルのフック部分を引っ掛ける穴です。

1976's OLD Coleman 275 のジェネレーター取り付け部分

 

ジェネレーターを元に戻しました。

1976's OLD Coleman 275 のジェネレーターの先端

 

この状態で圧を掛けて。。。

1976's OLD Coleman 275 のジェネレーターが曲がっている

 

点火位置に燃料バルブを開きます。

燃料のガソリンが霧状に吹きます。

1976's OLD Coleman 275 の燃料噴射の確認

 

あ、霧状でなくなった。。。

1976's OLD Coleman 275 の燃料噴射の確認

 

あ、また霧状。。。

なんか不安定ですなぁ。。。

1976's OLD Coleman 275 の燃料噴射の確認

 

 

せっかくバラした状態なのでグリスアップも。

手元にあったシリコングリスでいいやw。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ部分のバネをグリスアップ

 

バルブホイールガイドのバネの出っ張りに塗っときました。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ部分のバネをグリスアップ

 

もう片方も塗ってます。

1976's OLD Coleman 275 のバルブ部分のバネをグリスアップ

 

着火テスト!。

一通りバラしたので今度は仮着火してみたいと思います。

圧をかけてジェネレータの上の部分をバーナーで炙って気化を促進させます。

1976's OLD Coleman 275 のジェネレーターを分解

 

温まったところで着火っ。

ぼわっと炎が出ますが、

1976's OLD Coleman 275 の仮点火

 

青火になりました。

でも直ぐ片方が消えたり、両方が消えたり。。。

ん~、どうなんだろ?!

1976's OLD Coleman 275 の仮点火

 

ここで燃料バルブのネジ調整。

なんどか着火してるとこんな感じで燃料バルブ付近に火が。

写真下の方で、バルブホイールガイドの裏側で火が付いてます。

1976's OLD Coleman 275 の仮点火でガソリン漏れ

 

この状態では燃料バルブが緩すぎで燃料が漏れているので燃料バルブの増し締めをしました。

この方法は正規の方法かどうかはわかりませんが、45度から60度ぐらい締めこんで様子見ての繰り返しで火が付かないかやってみた感じです。

 

なんか。。。

マントル付けてないですが仮点火で炎安定しないし、

分かります?!

ジェネレータの上の方、曲がってるんですよ。。。

1976's OLD Coleman 275 のジェネレーターが曲がっている

 

アスベストチューブ焦げ焦げだし。。。

1976's OLD Coleman 275 のジェネレーターを分解

 

こりゃあジェネレータ交換だなぁ~。

つづく。。。

 

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2015年春に初キャンプに連れて行ってもらい… 秋にテント買って… 翌年カヤック買って… 娘とかみさんと家族3人のんびり?! 道具の自作もちょいちょい?! 少しづつですがアウトドア始めましたw。 キャンプなどのアウトドア情報、体験談などのんびり書いてみようと思ってまーす。

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