OLD Coleman 275 ガソリンランタン。
前回はポンプカップの交換して圧がかかるようになったので、
今回は燃料バルブ部分とジェネレータを重点にメンテしてみます。
壊さない程度に(笑)
では早速っ!。
目次
Coleman 275 ガソリンランタン
燃料漏れ防止の為にバルブホイール奥の燃料バルブのボルトを増し締め?!。
275は炎上しやすいそうでバルブホイールの奥にある燃料バルブのボルト増し締めなどが必要らしいです。
って事でバラバラにしていきましょう(笑)
で、これがその燃料バルブのボルトだそうです。
参考にさせて頂いたのはコメントで教えて頂いたこちらのブログで御座います。
https://ameblo.jp/status-007peapea/entry-11795282485.html
さて、作業を始める前にちょっと脱線w。
コールマンのランタン、バーナーはインチのネジを使ってるみたいです。
うちはちょうどインチ工具があるので良かったw。
無い場合は最低でもメンテナンス用のレンチが必要ですね。
あ、モンキーでもいいかもね。
ってモンキーも使いましたw。
個人的な感覚ですが、工具の精度って凄く大切だと思ってます。
基本、コールマンのランタン、バーナーの修理にはスーパーレンチを使う事が多そうです。
何でか?!
インチ工具を持ってることが少ないからでしょうね。
インチ工具なんて日本では馴染みがなくて家庭にはまずないでしょう。
アメ車、ハーレーとか乗ってるとメンテナンスで必要なので持っているでしょうけどね。
ちなみにインチのナットをミリのスパナなどでは外せません!。
ナメちゃいます。
じゃあ、インチが外せるスパナ何本も買うとなるとそれなりにお金がかかるって事でコールマン スーパーレンチなのかなぁと思ってます。
だけど、このコールマン スーパーレンチ。
精度が高い工具には全然見えない。
柄も短いし、ミリ工具だったらこれ買いますかね?!
これなら精度の高いモンキーの方が良いと思いますよぉ。
ちなみにうちはベタですがこのメーカーを使ってます。
話が脱線しちゃいましたねw。
バーナー部分の取り外し。
ナットは金色なので真鍮でしょうね。
柔らかいから注意です。
接続部分には針金みたいな真鍮製のCリング?!的な部品もあります。
失くさないようにしないと。
こんな感じでバラバラです。
バルブホイールも裏側のバネを押しながら外せます。
ジェネレータと燃料バルブと燃料タンクになりましたね。
バルブホイールガイド。
多分これがバルブホイールガイドってやつだと思います。
違ったらすいませんw。
燃料バルブのシャフトに溝が切ってあってEリングで固定されてます。
このEリングをマイナスドライバーとペンチで飛ばさないように、そっと取ります。
これが固定されていたEリング。
こっちがEリングがついていた溝です。
む、ちょっとボケちゃった。
タンクの上に載っているラベルの輪っかがあってバルブホイールガイドはこれ以上外せなかった。
まー、いっかw。
バルブホイールガイドの内側はデコボコになってます。
このバルブホイールガイドのバネと合わさってバルブホイールのテンションを調整しているみたいです。
バルブホイールガイドとバルブホイールガイドのバネはこんな感じで組み合わさっています。
せっかくここまでバラバラなので、実際にEリングを組付けてバネが効いた状態にしてバルブホイールとバネの位置具合を見てみましょうかね。
バルブホイールが一番OFFの時。
デコボコとバネの出っ張りがピッタリに合いますね。
バルブホイールをちょっとON側へ回した時。
まだ着火位置までは行ってません。
バルブホイールが着火位置。
OFFから回してきてカチッと止まる位置です。
お、バネの違う出っ張りがデコボコにハマってる。
バルブホイールが点灯の位置。
着火で火を付けた後にもう一段左に回して点灯の位置にします。
のはずw。
遠巻きですが、先ほどの出っ張りが一段下まで回ってますね。
こんな仕組みなんですねぇ~。
本題の燃料バルブのネジですが、真鍮なので締め過ぎ注意です。
柔らかいので。
なのでまず、手で絞めれるところまで締めてそこからスパナでちょっと締めただけにしときました。
どうせ後で微調整するだろうしって事で。
後日。
ジェネレーターはいいかなぁ?!
って思ったんですがせっかくあそこまでバラバラにしたから、
状況確認と掃除でもって事でバラしてみました。
ジェネレーターの筒の中身です。
一番上から燃料を調整するニードル。
真ん中の白い紙みたいなのが、アスベストチューブっていうみたいです。
黒くなっちゃってますね。。。
一番したはバネ?!。
多分、ガソリンを気化させるために蓄熱させる為のコイルじゃないかと思います。
燃料バルブの動き
ジェネレーター外したから燃料バルブの動きも見てみましょうか。
点灯状態の燃料バルブ。
バルブホイールは左に真横です。
燃料バルブの金具は下がっていますね。
この状態だと燃料のガソリンが出てくるはずです。
消化時の燃料バルブ。
バルブホイールがこの状態で、火は消えちゃいます。
燃料バルブ金具は上に上がっていますね。
消化時の燃料バルブ。
表記でOFFの位置です。
ん~。
燃料バルブの金具は下がってしまいました。
通常ありえないけど燃料バルブを消化時よりもの回してみました。
回転出来る限界です。
バルブホイールのガイドがちゃんとセットされてればここまで回る事はありません。
点灯状態の時と燃料バルブの金具の位置がほぼ同じ感じ。
燃料バルブを回す事によってクランクか何かで燃料バルブの金具が上下してるんでしょうね。
ジェネレーター動作確認。
正規のやり方は分かりませんが、とりあえず元に戻してジェネレーターが想像通りに機能しているか確認してみます。
ちなみに、燃料バルブの金具に開けられている、この小さな穴。
この穴はニードルのフック部分を引っ掛ける穴です。
ジェネレーターを元に戻しました。
この状態で圧を掛けて。。。
点火位置に燃料バルブを開きます。
燃料のガソリンが霧状に吹きます。
あ、霧状でなくなった。。。
あ、また霧状。。。
なんか不安定ですなぁ。。。
せっかくバラした状態なのでグリスアップも。
手元にあったシリコングリスでいいやw。
バルブホイールガイドのバネの出っ張りに塗っときました。
もう片方も塗ってます。
着火テスト!。
一通りバラしたので今度は仮着火してみたいと思います。
圧をかけてジェネレータの上の部分をバーナーで炙って気化を促進させます。
温まったところで着火っ。
ぼわっと炎が出ますが、
青火になりました。
でも直ぐ片方が消えたり、両方が消えたり。。。
ん~、どうなんだろ?!
ここで燃料バルブのネジ調整。
なんどか着火してるとこんな感じで燃料バルブ付近に火が。
写真下の方で、バルブホイールガイドの裏側で火が付いてます。
この状態では燃料バルブが緩すぎで燃料が漏れているので燃料バルブの増し締めをしました。
この方法は正規の方法かどうかはわかりませんが、45度から60度ぐらい締めこんで様子見ての繰り返しで火が付かないかやってみた感じです。
なんか。。。
マントル付けてないですが仮点火で炎安定しないし、
分かります?!
ジェネレータの上の方、曲がってるんですよ。。。
アスベストチューブ焦げ焦げだし。。。
こりゃあジェネレータ交換だなぁ~。
つづく。。。